取り扱い機器
エキシマランプ
307nmの光線を照射して、乾癬、掌蹠膿疱症、円形脱毛症、白斑、アトピー性皮膚炎などを治療します。
保険適応の光線療法です。週1回施術します。
Qルビーレーザー
GUNZE社【ナノスターR】
シミ、ホクロ、太田母斑(青あざ)、異所性蒙古斑、外傷性色素沈着症、扁平母斑(茶あざ)の治療をするレーザーです。
Qアレックスレーザー
キャンデラ社【Qアレックスレーザー(Qスイッチアレキダンドライトレーザー)】
Qルビーレーザーと似ています。
太田母斑、異所性蒙古斑、外傷性色素沈着症(保険適用)、シミホクロ美白(自費)の治療に使用します。
Vビーム2
キャンデラ社【Vビーム2レーザー】
ロングパルスダイレーザー、色素レーザーともよばれ、血管内の酸化ヘモグロビンと血管を焼却し、赤ら顔や赤アザ、さらに美白・小じわ改善・引き締め効果があります。
単純性血管腫(毛細血管奇形)、イチゴ状血管腫(乳児血管腫)、毛細血管拡張症の治療に使用するほか、引き締め小じわ改善、美白効果が期待できます。
ジェントルマックスプロ
キャンデラ社【ジェントルマックスプロ】
脱毛レーザーで最も代表的な脱毛レーザーで、「アレキサンドライト(アレックス)」という波長と「ヤグ」という波長の2種類のレーザー照射が可能です。
アレックスは脱毛以外に美白効果、ヤグは脱毛以外に赤み改善、引き締め効果があります。
エクシリス
超音波と微小電流で皮膚に人工的に軽い炎症を引き起こし、皮膚を引き締めます。たるみ予防効果があります。
FNS(ダーマペン)
毛穴を目立たなくする・ニキビ跡を目立たなくするのに効果的です。また、顔色が白くなり赤みが改善する効果があります。
C02フラクショナルレーザー
毛穴を目立たなくする・ニキビ跡を目立たなくするのに効果的です。また、小じわを目立たなくする効果があります。
イオン導入ケアシス
ケアシスは微小な電流を使ってビタミンC、トランサミン、ヒアルロン酸、プラセンタを皮内に導入し、お肌を白くきれいにする機器です。
炎症で黒ずんでしまった肌、日焼けて黒くなってしまった肌、レーザー後に一時的に黒くなった(PIH)肌、こすった肌などを白くきれいにする施術です。施術時間は15分ほどです。
ピーリング・マッサージピールとペアで行うことが多いです。
治療法について
デュピクセント注射治療
デュピクセントは最近のバイオ技術の進歩により開発された注射薬で、アトピー性皮膚炎、気管支喘息、副鼻腔炎、結節性痒疹、重症蕁麻疹を改善する注射薬です。
今までのステロイド塗り薬、抗アレルギー剤(かゆみ止め)プロトピックなどの免疫抑剤塗り薬に加えて開発され、使用されてきたとても効果の高い薬です。
このデュピクセントとさらにミチーガという注射剤と飲み薬のリンヴォックが現在アトピー性皮膚炎に適応があります。当院ではこのうち、デュピクセントのみ対応しています。理由はデュピクセントが最も安全性の高い薬と言われているためです。リンヴォックはデュピクセントより効果が高いという話もありますが、免疫抑制作用があり、使用経験の多い大きな病院にお任せしています。
とても効果があり、重症のアトピー性皮膚炎の患者様が劇的に改善した例がたくさんあります。
問題点はとても価格の高いこと。薬価は注射1本で約¥60,000、3割負担で約¥18,000、月2回打つので月に約¥36,000かかります。しかし東京都では高校生までは医療費が控除されるため無料です。また高額医療制度がありますので所帯収入によってはもう少し安くなるケースもあります。
デュピクセント注射希望の方は一度診察を受けてから注射予約となります。
※15歳以上の方が対象となります。
SADBE療法
SADBE液とは、スクアレン酸ジブチルエステルという薬品をアセトンで薄め、人工的にかぶれを引き起こす液体です。
イボ、円形脱毛などに塗るとイボが治癒したり、円形脱毛症の方も毛が生えてきたりします。不思議な話ですが何人もこの治療で治癒しました。特に足底のイボを何年も窒素しても変化のない方はイボを削ってSADBE液を塗布することで改善したケースがあります。
また、顔の扁平イボは難治性の上、液体窒素での治療は色素沈着になりやすく、ヨクイニンの内服も効果がはっきりしません。そのため当院ではヨクイニン内服、C02レーザー(自費)やSADBE液で治療をしています。
適度にかぶれさせるというのが難しく(ひどくかぶることがあります)、また感作するのに(かぶれるようになるまでに)時間がかかり最初は塗っても変化がないため、患者様に治療の仕組みを理解してもらうのが難しいです。
お子様などでイボの液体窒素治療を嫌がられる場合などに、この治療法を行います。
帯状疱疹ヘルペスの予防接種
帯状疱疹にかかると治癒した後も痛みが長期間残ったり、まれに目の障害、顔面神経麻痺になることがあります。50歳以上の方はワクチンの接種が推奨されています。
ワクチンには2種類あります。
生ワクチン(乾燥弱毒性水痘ワクチン)
発症予防効果は 60際以上の方・1回の接種で50%強あり、帯状疱疹後神経痛の予防効果が60歳以上の方で66%あるとされています。
料金 | 9,000円(税込) |
活性化ワクチン(遺伝子組み換えワクチン)シングリックス
発症予防効果が非常に高く、2回接種・50歳以上で97%の発症予防効果があります。また、帯状疱疹後神経痛の発症予防についても50際以上で85%以上あると言われています。
料金 | 23,000円(税込) |
2回注射を行うため、合計で26,000円になります。
どちらのワクチンも発熱などの副作用が報告されていますが、シングリックスの方が注射後の発熱などは多いという印象があります。
ワクチン接種を希望される方はまず足立区に連絡をし、ワクチン予診表を送付してもらってください。予診表がお手元に届きましたら当院にご連絡いただき、電話予約の上受診してください。区からの補助を受ける際に予診表が必要になります。
電話予約(代表):03-5697-3048
爪水虫(爪白癬)の治療
爪に水虫菌が感染し爪が厚くなったり、白や黄色くなったりします。難治性で普通の水虫薬を塗るだけでは治りません。
治療法はネイリンという薬を3か月内服するか、または濃度の濃い、目薬のような爪白癬専用の液体塗り薬を長期間塗る必要があります。
内服薬と爪水虫専用の液体塗り薬のどちらが効くかと言えば内服薬のほうが効きます。
爪水虫の内服薬は以前、別の薬がありましたがネイリンは以前の薬より肝機能障害がすくなく(ほとんどない)、また3か月の内服だけでいいので飲みやすいです。
しかし肝機能の悪い方は内服できないため、内服して1か月後に念のため血液検査をします。
内服希望だが肝機能を長期間検査していない方はまず1回血液検査をし、問題がなければ28日内服します。その後また2回目の血液検査を行い、問題がなければ追加で56日内服します。
肝機能に問題がない方で内服希望の方は28日内服し、その後1回血液検査をします。問題がなければさらに56日内服します。
3か月内服した後はそれで終わりにせず、さらに爪専用の塗り薬+皮膚の水虫クリームを長期間塗るという治療をお勧めします。
内服で改善して治ったと思って安心すると再発します。
肝機能が悪い方や内服したくない、血液検査が面倒な方は爪専用の薬や皮膚の水虫薬を長期間塗ることが必要になります。
診療予約
reserve
当院は全て予約診療となります。
【一般皮膚科】
初診・再診ともにWEB予約または予約専用ダイヤルによる予約になります。
【美容皮膚科】
2回目以降の受診の方は、診察時に次回の予約をお取りいただき、お帰りの際に予約金として5000円をお支払いいただきます。お電話でのご予約は承りかねます。直接ご来院いただき予約をお取りになるか、施術後に予約をお取りください。
※美容皮膚科の初診の方は、一般皮膚科と同様にWEB予約または予約専用ダイヤルによる予約になります。また、初回は必ずカウンセリングを行い、後日の施術となります。